思い出のカード① 《凄腕の暗殺者》

Royal Assassin / 凄腕の暗殺者 (1)(黒)(黒)
クリーチャー — 人間(Human) 暗殺者(Assassin)
(T):タップ状態のクリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。
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初心者だった頃、憧れた(とにかく無条件に強そうに思えた)物がいくつかある。

一つはアーティファクト。
一つはエンチャント。
そして最後にシステムクリーチャーだった。

こいつもなんてことはないシステムクリーチャーだ。
基本セットにも収録されて何度も再録されてるせいもあって無茶苦茶安い。
そうでなくても構築級じゃないだろうからどの道安い。
リミテ番長。それ以外はカスレア。ぶっちゃけこいつの評価はそんなもんだろう。
でも初心者の頃は除去の溢れる黒デッキを使い、上述の憧れもあってこのカードはとても魅力的だった。

なにせタイマンはほぼ無敵なのだ。
そしてカードを使う必要もなく2回3回と除去を繰り返してくれる。
こいつ1枚いるだけで相手の戦場はビタ止まりなんて事もいっぱいあった。
その間にマナを溜めて悠々とフィニッシャーを出してブン殴って勝利。
いかにもコントロールらしい動きに少し上達を感じさせてくれた思い出のあるカードだ。

カード自体は除去耐性が無い上3マナと重く、クロックとしても貧弱…と散々だが
それはシステムクリーチャーとしての宿命だ。仕方がない…。

つい最近まで、マラキールの門番や迫害者、鞭打ち悶えを据えた
除去満載の黒単に搭載していたが迫害者の処理や時間稼ぎを担ういぶし銀として大活躍だった。デッキ構成次第ですごく使いやすく、嫌らしくなる…と思っている。

いつかこいつを2~3枚入れたデッキでレガシー大会に出てみたいとすら思っている。
ぶっちゃけ、普通に黒単で使うだけなら同じ3マナならばスペクターや夜鷲の方が強いだろうが。
しかし「タルモなんぞ所詮はバニラ」とばかりに万札カードを抑える十円カードなんて素敵じゃないか。

コメント

椿

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